- スタッフブログ
2020.3.24
BLOG
2022.10.6
9月も終わり、2022年も終わりが見えてきました。
この時期になるとお店や企業によっては決算も考えて色々と予算の調整を考え始めるのではないでしょうか。
今回はスタッフとして働く中で、この時期になると必ず社内で話題になることを書いてみようと思います。
年の後半になると社内で話に上がる言葉が・・「この人、いつ打席に立つんだろうね・・」と言うフレーズです。
毎年いくつかの開業や新規事業の設立に携わらせて頂くのですが、必ず1社2社あるのがいつまでも打席に立たない人です。独立や新事業を立ち上げるのはすごいことなのですが、いつまで経ってもスタートしない方が毎年います。
「まだ販売できるレベルじゃないので。」「私の理想とする状態じゃないので」「僕の想いを表現できてないので」
どの状態やレベルを求めているのか分かりませんが、いつまでも試合(事業)がスタートしないんですよね。(泣)
ご本人も会社のスタッフさんも分かっているのか分かりませんが、自分達の使命(目的)が何なのかはっきりしていないか、間違っているのではないかな?と打ち合わせをしていて思うことがあります。
例えると・・・飲食店やケーキ屋さんを開業する方の第1のゴールってなんでしょうか?料理を作ること?ケーキを作ること?
これがゴールと考えると閉店が待っていますよね。(汗)
飲食店やケーキ屋さんの第一のゴールはお店をOPENして、お客さまにケーキを販売し、利益を上げることだと私たちは考えています。
当たり前ですがまた再来店してもらえる商品や料理を作ることは大前提ですが、その前段階で進まない人が居ます。
商品を開発することに満足する方、理想の味を求めることに満足する方などなど。
この開発工程って正直、誰もが楽しいんですよね。だって自分の好きなことをやっているので楽しくて仕方ない。
開発しててどんどん資金が入ってくるなら良いのですが、個人事業主や中小企業は売って利益を上げなくては生きていけません。
あと、これは余談ですが、「まだ販売できるレベルじゃないので。」「私の理想とする状態じゃないので」「僕の想いを表現できてないので」と話している方・・多くが自分の理想やレベル、想いの形が明確になっている方が少ないような気がします。
想いや理想の最終完成形っていつ来ます?いつ実現します?
と打ち合わせの時にストレートにお聞きして怒らせてしまった経験がありますが・・その方は1年後に廃業されていました。(汗)
ようは自己満足の追求であって、市場やお客さんのこと全く考えてない場合があるんですよね。
(ファンが多い有名人や巨匠なら別ですが。)
どんな人がお店や事業のスタートをうまく進めているのか?と社内会議で話題になりましたが全員が「あ〜確かに〜」となったのが「まずはスタートしました!走り出しました!」と言う方が多い気がします。
勢いがあるから!と言うわけではなく、走り始めて軌道修正を随時繰り返している人。
販売してお客様の感想や反応、情報を手に入れてそこにフィットするように軌道修正するので自然と市場にフィットした商品や広告が分かっていたりします。「うちの商品さ、販売する前は20代から30代が対象かなって思ったけど、販売してみたら買ってくれるの40〜50代だったんだよね。チラシやWEBもそっちの方向性に変えてみようと思うけどどうかな?」
こんな会話が出てくるとビジネスしてるなぁって思います。
商品開発をしていても、もともとマーケティング部門があってしっかり市場調査済みであったり、前職で販売していた・・などの理由があれば良いのですが、そうでなければ1打席目からホームラン、ヒットなんてマグレや奇跡がない限り可能性が低くいんですから。(汗)
そもそも、すぐにヒット・ホームラン打てるなら全員開業します。
スポーツと同じで試合に出て、経験して段々レベルアップして打率が上がるのだと思います。(個人的な考えですよ!)
理想や思いも大事ですが、いつまでもスタートしない・・これほど時間がもったいない事はありません。
軌道修正はいつでもできる、失敗したってそれが失敗とは限らない・・成功への通り道かもしれません。「急がば回れ」この言葉本当に良い言葉だと思っています。
今回はいつもとは少し違ったブログになりました。代表からは「いいけどさぁ、オブラートにね・・」と言われました。ではでは。