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こんにちは!名古屋を拠点にホームページ制作・看板を始めとする広告制作を行うデザイン事務所です。
今回は月極駐車場の企画・施工についてです。
駐車場の工事って聞くと、もう広告制作会社の業務じゃないって思われますよね。(笑)
当社が設立されて10年ほど経つのですが、看板デザイン・施工を行なっていると、「月極駐車場を作って欲しい!」と言うご相談・ご依頼を地主さん・不動産会社さんから来ます。
今までにいくつも月極駐車場を作ってきました。
今回は月極駐車場の企画・施工の内容を説明いたします。
目次
月極駐車場の企画・工事依頼のご依頼が来る理由
ホームページ制作や看板を行なっている当社になぜ月極駐車場の依頼が来るのか?
謎ですよね・・・(笑)普通は謎に思われます。
でも理由を地主さん・不動産会社さんにお話すると「あぁ!なるほどね。」と言われます。
月極駐車場の工事依頼が来る理由は・・・看板です!
月極駐車場には「月極駐車場・契約者募集中!」の看板があります。
契約者募集!の看板以外にも「広告主募集中!」と書かれた立て看板も設置依頼が来たりします。
駐車場に広告主募集の看板で収益を上げる
月極駐車場の立地にもよりますが、最近、当社にご相談がくるのが広告主募集の看板です。
歯科医院やクリニックなどが広告として掲載している看板です。
月極駐車場なので、1台1台の賃料収入もありますが、収益には限界が来ます。
駐車台数には限界が来ますので。
最大限活用する方法はないですか?・・と聞かれるので、駐車場の契約者募集と合わせて、広告が掲載できる立て看板をご提案させて頂いています。
広告主の募集活動も対応可能
月極駐車場に広告主募集の看板を設置しても、問題は広告主が集まらなかったら困りますよね。
(不動産会社さんだと土地・不動産募集!など自社の看板を設置したります。)
近隣のクリニックや歯科医院、お店へ広告掲載の告知を行ったり、掲載募集も対応したりしています。
月極駐車場の舗装・駐車台数の企画・施工
地主さん、不動産会社より月極駐車場のご依頼を頂くと、駐車台数や線の種類、舗装工事の日程など企画を開始します。基本的に駐車場なのでシンプルな工事なのですが、収益性・利便性の両方を考えなければいけません。
駐車場を企画する中で何を決めていくのか簡単に説明します。
【順序①】見積作成のために駐車場にする土地の調査
まず、駐車場にする土地の調査からです。
調査と言っても大体は更地ですが、たまにアパートやマンション・倉庫が建っている場合は、解体予定だったり、解体も視野に入れてご依頼が来ます。土地を舗装業者と共に見させて頂き、土地の形や地面の凹凸、規模(面積)を調べます。
【順序②】駐車区画数・フェンスなどの決定
土地調査の結果を基に駐車台数・入口の数や場所、そして駐車場を囲むフェンスを決めていきます。
この時に看板の設置場所も決めていきます。大きな野立て看板を立てない場合はフェンス看板を取り付ける駐車場が多いです。もし、野立て看板を設置する場合は、舗装する前に場所を決めておかないと、鉄骨を立てる場所がコンクリートの凹凸ができてしまい、見た目が悪くなってしまいます。
駐車スペースのラインの種類
細かい話ですが、駐車場の白線には種類があります。
通常の直線タイプのスタンダードと、楕円を描くようにスペースを作るアメリカンと言う2種類があります。アメリカンは通常の1本線と違い楕円形なので駐車する際に車両間隔が広くなるので利用者は安心して駐車できます。デメリットとしては1本ラインよりも若干幅を使ってしまうので、駐車台数が減ってしまうことがあります。
【順序③】地盤の改良・整地作業
見積提示後に無事にご契約させて頂き施工が始まります。
月極駐車場にする土地の整地を行います。今回は建物を解体されてそのままの土地だったので、土壌の中に不用物(残骸)が混ざっているので、不用物の除去と土が多いので減らす作業を行います。
(解体業者によって不用物が残ってしまう事があります。これは解体業者の問題で綺麗に解体してくれる会社もあれば、安価で残置物がたくさん残す会社もあります。業者選びは重要ですね・・。)
土地によっては土壌改良を実施
土地によっては地盤が緩く、砂利敷き・アスファルトをそのまま行うと地面が低下してしまう事があります。砂利を敷く前にコンクリートを混ぜて地盤を固める作業を行います。
この作業を省き、施工代が安価な業者が居ますが、数年後に車両の重量で地面に凹みが発生したり、まだ新しいのにアスファルトにヒビが発生する可能性があります。
ヒビが発生するとポロポロとアスファルトが剥がれ始めてしまうので注意が必要です。
【順序④】アスファルト敷き&ライン引き
整地作業が完了するとアスファルトを敷きます。
この工程の前にフェンスや看板を設置しておきます。看板はアスファルト前に設置しておく事をお勧めします。白線ラインと輪止め(車留め)も設置していきます。
すごく細かい話ですが、輪止めも種類があります。丁寧な駐車場だと輪止めに反射板が設置されていたり、白線ラインに反射剤の粉が混ざっていて、雨天でも見やすくしている所もあります。
以上の工程で駐車場が完成します。
お店の駐車場をきれいにしたい!土地が空いてて運用を検討したい!
と言う方はお気軽にご相談ください。