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こんにちは!ホームページ制作をはじめ広告制作を行うデザイン事務所ゾッドです。
先日、永代供養墓の集客とお寺運営の改善について、お寺からご相談を頂き打ち合わせをしてきました。
当社はホームページ・看板など広告物の作成を行っているので、「どうしたら集客につながるのか?」をお客様に合わせて企画しています。今回、お寺からご相談を頂いたきっかけは、当社でお寺のWEBサイトや集客戦略を企画する経験が多くあるので連絡が来ました。
檀家離れ、墓地が埋まらない・・など多くの課題を抱える住職と打ち合わせをしてきました。
目次
お寺の運営を改善したくても動けない・・その原因は?
お寺の集客対策を考える前に必要なことがあります。
それは「お寺」と言っても「お寺の規模」「場所」によって広告戦略が変わるし、現在の運営状況によっても実行に移せるのかどうか・・となります。
ストレートな話をすると、住職が運営改善したくても檀家会のパワーが強ければ、改善の為に何かしたくても檀家の説得に苦労し、全く動けない・・と言うことがあります。
この原因は各お寺によって違いますが、改善の為に動く為には檀家の方々を説得できるモノが必要となります。当たり前ですが、お寺にとって檀家の方々は大切な存在です。
これを理解しながら当社では、広告戦略の企画を住職と共に立案します。
さて、ここからは今回ご相談があった内容を書きながら、お寺の集客方法を解説します。
(あくまで当社の経験を基に説明します。)
永代供養墓の納骨希望者を増やしたい!
ご相談を頂いた住職から頂いた内容は「1年前に建てた永代供養墓の区画を埋めたい!」でした。檀家がたくさん居て、資金的にも潤っていれば良いのですが、昨今は檀家の数が増えず、お寺の運営が大変な所が多くあります。永代供養墓・樹木葬はお寺の運営改善に良い手段です。
しかし、問題は納骨希望者をどうやって集めたら良いのか?と言う集客方法です。
ご相談頂いた住職も供養墓ができあがってチラシを新聞折り込みで2回、3回行ったそうですが、反応が薄く納骨希望者がスムーズに増えていないと言う悩みでした。
住職が配布した永代供養墓チラシがダメだったポイントは?
配布したチラシを拝見させて頂きましたが、正直言って全く魅力が伝わらないチラシでした。
どんな点が魅力がないチラシだったのか解説します。
供養墓の写真が綺麗に撮れていない
供養墓の画像をチラシに載せるのですが、こちらのお寺のチラシは住職がデジカメで撮影した画像をそのまま使用されていました。
住職が自分で撮影した画像だから悪いのではありません。
問題は明るさであったり、映り込んでしまった車や住宅がそのまま背景に残っといるなど、画像を編集せずに掲載されていた事です。一応、近所の印刷会社さんに作成してもらったそうですが、何も手が加えられていませんでした。
永代供養墓・樹木葬のメリットが説明されていない
拝見したチラシに載っていた永代供養墓の説明は「〇〇寺が永代にわたって管理いたします。」でした。
この一言を見て、興味を持つでしょうか?
お墓を探している人は何を知りたいのでしょうか?
永代供養墓なので永代にわたって管理されること以外に知りたいことがあるはずです。
それがこのチラシにはありませんでした。
納骨料の説明が不足している
ここでは、納骨費用が高すぎる・安いと言う点でありません。
正直、納骨費用が高くても安くても、そこはお寺の規模や場所によって様々なので問題点にしても解決しません。納骨希望者が知りたいのは、納骨費用の内訳などです。維持管理費、墓石代(プレートなど)、更新費用は掛かるのか・・などです。
拝見したチラシには納骨費用〇〇万円としか記載がありませんでした。
お寺の集客を改善するために必要な広告物
お寺の集客を改善する為に最小限、準備する広告物があると思っています。
それは「ホームページ」「パンフレット」「チラシ(永代供養墓などの)」です。
誤解を招く言い方かもしれませんが、ストレートに言うとお寺の運営もビジネスです。
オモテ向きに言ってしまうと反感を買ってしまいますが、お寺の管理・維持にはお金が必要なので企業と同じです。お寺の資金が不足すれば、檀家さんに迷惑を掛けることになってしまいます。
(これが檀家会が力を持ってしまうきっかけにもなりますが・・・。)
チラシを新聞折り込みしても、チラシだけで「見学に行こう!」ではなく、「どんなお寺かな?宗派は?」となります。
決めるにしてもご家族と話すので、ご家族もお寺の情報を集めるわけです。
企業やお店と同じですが、見た目良くデザインした伝わる販促物が必要になります。
では、お寺が集客する為に必要な広告物はなんでしょうか?
お寺が集客するために必要な広告物は?
ここからはお寺が永代供養墓、墓地、檀家を増やすために必要な広告物についてです。
これは毎回思うことですが、本気で納骨希望者を増やそう!檀家を増やしていこう!と考えているお寺と、何も考えていないお寺では持っている広告物(販促物)に天と地の差があります。
「何から作ったらいいんだろう?」と悩まれていたら、参考にして頂ければと思います。
WEBサイト・ホームページ
販促物の代表とも言えるのがWEB・ホームページです。
正直、ホームページを持っているお寺は多くあります。
しかし、打ち合わせの際に「現在のホームページってどうなんですか?」と質問すると、
「だいぶ昔に作ってもらったから墓地の紹介がない。」
「何を掲載すれば良いか分からなかった。」
「本当は供養墓も葬儀についても掲載したい。」
など現在のホームページに満足していない声を多く聞きます。
多くのお寺のホームページの共通点、宗派の説明や大般若・花祭りなどの年中行事が掲載されています。
これはお寺の紹介なので良いのですが、墓地の区画、供養墓、葬儀などお寺の未来のために載せんければいけない情報を載せていないお寺のホームページは多くあります。
「商売に走った、お金を求めたと言われたくない、」
と言うお声・考えも分かるのですが、気にしていては未来は明るくなりません。
WEBサイト・ホームページをリニューアルして、訴求力のあるホームページを持ちましょう!
墓地・供養墓のチラシ・パンフレット
お寺の紹介チラシ・パンフレットはあるけれど、墓地・供養墓のチラシ・パンフレットを持っていない所があります。
仮に持っていても、Wordで作った書類ような紙を見学者に渡しているお寺をぼちぼち見ます。
見学者に紙を見せながら説明しても、長い時間を要していませんか?
「この区画は・・この中のどこ?」
「管理費は?骨壷とかはどうなるの?管理費は?あ、2回目聞いてるか。」
なんてやり取りしていませんか?
即決という確率は低いので、当然ですが家族と相談してきますって帰って行きます。
しっかり分かりやすいチラシ・パンフレットがあれば数日後にまた来る可能性がありますが、分かりにくい物だと可能性は低くなります。
Googleマイビジネス
ホームページ・チラシ・パンフレットがあれば最低限、大丈夫ですが少し踏み込んだ物だとGoogleマイビジネスです。「近くのお寺」や「〇〇寺」と検索すると写真付きで出てくる情報です。
勝手に情報が作られているケースもあります。
このGoogleマイビジネスの情報は管理権限があれば、更新することができます。
勝手の悪い評判を書かれてる時がありますが、悪い評判も申請すれば消去してもらえる可能性があります。新着情報として情報発信もできるます。
更新すると掲載順位も改善されるので、露出度が上がります。
少し余力がある方はGoogleマイビジネスも更新してみてください。
※Googleの口コミ評価について書いた記事です。
【Googleマップに悪い口コミを書かれても気にする必要はない】
今回のまとめ
いかがだったでしょうか?
お寺の運営・経営で悩まれているところは多くあると思います。
毎年、ご依頼・ご相談を頂きますが集客に取り組んでいるお寺とそうでないお寺との格差はどんどん開いていると感じます。
元々のお寺の規模もあるでしょ?と思われますが、私が知っている中で規模が小さいお寺でも、2年・3年で大きく改善されている所を見たことがあります。
集客に思い切って踏み切ってみてはいかがでしょうか?
遠方でも対応しています!お気軽にご依頼・ご相談お待ちしています。
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