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名古屋を拠点にホームページ制作、看板など広告制作を行うデザイン事務所ZoDDoです。
今回は持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)の書き方にフォーカスしたブログです。
当社では持続化補助金をはじめ補助金を活用した広告物の作成依頼をよく頂きます。
補助事業にも寄りますが、お客様と共に申請書類の作成をサポートする時があります。
持続化補助金は人気の補助金なので競争率が高く、昔に比べて採択率も下がっていると感じます。
(申請者が増加しているので。)
今回は持続化補助金の申請書を書くポイントを解説します。
目次
小規模事業者持続化補助金とは
まずは簡潔に持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)について説明します。
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス制度の導入といった制度変更に対応するための補助金です。
小規模事業者が取り組む販路開拓等に使う経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者の生産性向上と持続的発展を支援することを目的としています。
(外部サイト:小規模事業者持続化補助金)
2023年から補助金額が最大250万円に増加しました!
2023年度から小規模事業者持続化補助金では、免税事業者からインボイス発行事業者に転換する「インボイス転換事業者」が持続化補助金を申請する場合、「通常枠」「特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠)」すべての枠で補助上限が50万円上乗せできるようになりました。
これによって、インボイス転換事業者の補助金額は最大で250万円となりました。また、税理士への相談費用も補助される対象経費となりました。
採択されやすい申請書の書き方とは?
多くの補助事業の申請サポートを行う中で、皆さんが特に苦戦されるのは「経営計画書」と「補助事業計画書」だと思います。
私たちが申請サポートを行い、実際に採択された申請書をチェックしてみて、気付いたポイントを解説します。(私たちが申請し採択された申請書からの経験を基にして解説することをご理解ください。)
【ポイント1】要点を抑えて簡潔に書き、見やすい申請書を作成しましょう!
補助金の申請書に限ったことではありませんが、要点を抑えて見やすい(読みやすい)申請書を作成しましょう。補助金の申請書を書く際に細かく、びっしり書いた方が採択されやすいと思う方が多いと思います。「内容がある申請書」を書くことは当然ですが、読み手が苦労する申請書は伝わらず、理解されません。結果、採択結果を決める担当者に伝わらず不採択になってしまいます。
【ポイント2】箇条書き・タイトル分けはおすすめ
先ほどのポイント1と被ります・・・申請書を書くときに箇条書き・タイトル分けは読みやすく伝わる申請書になるのでおすすめです。例えば、補助事業としてホームページを作成するとします。
制作するホームページで何が達成できるのか箇条書きで書いてみます。
「予約機能の改善で顧客の取りこぼしを防ぐ」とタイトルを書き、次に説明文を書くような感じです。
私たちだと、ブログや記事執筆を行う場合、まずは箇条書きで記事内に何が書かれているのかを書き、次に段落としてタイトル・本文を書いていきます。この文章構成が読み手に伝わりやすいのでブロガー・編集者の中ではスタンダードな構成です。
この構成で補助事業の申請書を書くようになって、採択率が上がった実感があります。
【ポイント3】画像・グラフ・資料を掲載しましょう!
事業内容の説明には画像・グラフを掲載しましょう!
内容に関係する画像を掲載することで分かりやすい申請書になります。しかし、ここで悩まれると思うのが画像は分かるけれど「どんなグラフ・資料を載せれば良いのか?」です。
カチカチな申請書を書かれる方だと、経済産業省や新聞に掲載されているグラフや資料を掲載しています。
ネット検索すれば出てくるので。
それでも良いと思うのですが、私たちの場合は自分たちに関する資料・グラフを作成し掲載します。
飲食店やエステサロンですと、Googleマイビジネスの情報(閲覧数・お問い合わせ数)などを基に作成します。
(お問い合わせ数の増加・対応できていない根拠として)
ネット上の資料を載せても良いですが、「どれだけ自社の状態・課題を見つめているか」を書くのは申請書の内容で重要となります。オリジナルの資料を作成できると採択に1歩前進です。
【ポイント4】制作する物の仕様書を添付する
補助事業に申し込み場合、見積書が必ず必要になります。
ホームページ、チラシ、看板、中には店舗の改装や設備を購入する方も居ます。
何をするにも見積書が必須ですが、可能な限り・・業者さんに作成する物・購入する物の仕様書を準備してもらえるとGOODです。(作ってくれるのかは見積依頼する会社によります。)
ホームページの場合はサイトマップ・仕様書。
看板なら設置する場所・サイズ・見え方が分かる資料です。
あまりに具体的すぎるとマイナスに働くことがあるのでは?とご質問を頂くことがありますが、個人的に競争率が高まっている補助事業ほど具体性が求められていると思います。
採択後に申請内容の変更をされると困ってしまうからです。
内容が曖昧な申請書よりも具体的で必ず実施してくれると思える申請書を書きましょう。
商工会議所・商工会のアドバイスを受けましょう!
持続化補助金の場合、提出する前に必ず商工会議所・商工会のアドバイスを受けましょう。
一通り申請書類が完成したタイミングでアポを取り、確認してもらいましょう。
と言うのも・・不採択になっているケースとして、そもそも申請書の記入が間違っているケースがあります。(汗)住所が間違っている、記載する場所が間違っていたり・・・不備で蹴られているケースってよくあります。
あと、内容についてもアドバイスは礼儀?として受けておくと良いです。
稀に見当違いなアドバイスする担当者に遭遇しますが・・一応、書類に不備がないかチェックして頂きましょう。
まとめ
今回は持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)の採択されやすい申請書の書き方について説明しました。あくまで今まで多く申請書に携わらせて頂いた当社の目線で説明です。今回、説明させて頂いた申請書のポイントに沿ってみると、採択率が上がったと時間した内容です。
落ち続けていた方が修正して一発で採択・・も多くあります。
コロナ明けから年々、補助事業の発表が減ってきている中で、持続化補助金は毎年発表されている事業です。しかし、年間で募集される回数が減少することが予想されるので採択率が見込める申請書を書いて行きましょう!
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