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こんにちは!名古屋を拠点に全国の病院・クリニックのホームページ制作を行なっているデザイン事務所ZoDDoです。最近のクリニック、医院は開業ラッシュで競争が激しい業界と言えます。
効率的にアピールするために「WEBを使った集患」に力を入れるケースがあります。
でも「WEB集患」と聞いて、具体的に何をどうすればいいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?今回はクリニック・病院がWEB集患を成功させる10の方法を解説します。
目次
クリニック・病院のWEB集患とは何か?
まずはWEB集患とは何かについてです。
WEB集患とは、インターネット・SNSを活用して患者さんを呼び込む手法のことです。
従来のポスターやチラシと違って、診療科目や医院の評判を広くアピールでき、潜在患者に直接アプローチできるのが特徴です。
実際、WEB集患に成功しているクリニック・病院などの医療機関には共通点があります。
それは、商圏エリア何の患者さんに向けて必要な情報を的確に提供し、安心感を与える仕組みを構築していることです「この病院なら信頼できそう!」「この先生は治療してくれそうだ!」と思ってもらえる工夫が、WEB集患のカギです。
ここで注意すべき事があります。
WEB集患と言って単にホームページを制作しても効果はあまり望めません。
と言うのも、開院するから!既存のホームページをリニューアルするから!と制作しても地域の特徴、クリニックの特徴(医師の分野)をマッチした表現をしなければ想定していたターゲットが来ない、変な評判をネットで書かれた・・と言うトラブルの原因になります。
つまり、コンセプト・ターゲットを商圏に合わせてしっかり企画して制作したWEB戦略が重要になり、安定した集患につながるのです。
次からは具体的なWEB集患方法について解説していきます。
ホームページを活用したクリニック・病院のWEB集患
ホームページは、患者さんにとって「第一印象」を決める重要なツールです。
初めてのクリニック・病院へ行く前は事前にどのような医療機関か事前に調べる方が非常に多いです。ホームページを確認し、診療科目、コンセプト、場所など事前に調べていきます。
もちろん、Googleの口コミ・評判まで調べる方がいます。
つまり、ホームページは新規患者の集患はもちろん、イメージや評判にも関わってくる重要な広告媒体と言えます。
ここからは、集患力を高めるためのホームページ活用法を紹介します。
コンセプト・診療科目を分かりやすく掲載
クリニックや病院のホームページではコンセプト・診療科目を分かりやすく掲載しましょう。
多くの方が自身が通院する医療機関の診療科目・コンセプトを確認します。
診療科目は内科、耳鼻科、泌尿器科と書かれているので分かるのですが、患者が一番気にするのが医師の紹介・コンセプトです。医師のプロフィールでは勤務経歴、専門または過去の受賞歴(論文など)です。近くの医療機関の中でどこが一番良いのか確認して来院されます。
特に受賞歴がなくても、院長・医師のプロフィールがしっかり記載されているだけで、来院する際の患者の気持ちは楽になります。
口コミや評判を活用する
「患者さんの声」や口コミをホームページに掲載することで、信頼性を向上させます。他の患者さんがどう感じたのかが分かることで、新規の患者さんも安心して来院できます。
Google口コミ・評判サイトの内容を気にする方が多いですが、個人的にはあまり気にしなくても良いと思っています。また、変な口コミ、評判は先入観や印象が大きく左右するので事前に情報を与えることができるホームページは口コミ・評判対策にもなります。
アクセス情報を充実させる
住所だけでなく、駐車場の有無や最寄り駅からのアクセス、地図を明記しましょう。
アクセス情報を充実させる理由はいくつかあります。まず、クリニック・医院がある地域が高齢者の方が多いエリアの場合はスマホの地図アプリを使ったりすることがなく、WEB上の情報を確認することがあります。また、アクセスと同等に駐車場についても記載しましょう。
駐車できる台数、第2駐車場の場所などは必ず掲載しましょう。
これは、駐車場がなく路上駐車されて近隣へ迷惑を掛けない為にもなります。
マナー、配慮と言えます。
診療時間と予約方法の提示
オンライン予約システムや診療時間の分かりやすい表示で、患者さんが利用しやすい環境を整えます。
最近はオンライン予約を取り入れたホームページが増えてきました。
医療機器メーカー、薬品会社がHPとセットで営業してるケースもあります。
昔は予約システムは敷居が高かったですが、最近はフリーで利用ができる予約システムも出てきています。
デザインと使いやすさを重視
まずスマートフォン対応は必須です!また、情報が見やすいレイアウトと、目立つお問い合わせボタンを設置することで、患者さんに使いやすいWEBサイトにしましょう。
WEBデザインに関しては、正直こだわることをオススメします。
「コンセプト・診療科目を分かりやすく」でも説明しましたが、ホームページは印象・評判に繋がります。古いホームページの場合は通院を考えている患者から「古いね。大丈夫かな?」と不安を与える場合があります。逆にコンセプトを表現した分かりやすいホームページは「こっちの方が良さそう」と比較された際に有利となります。
これらを実践するだけで、ホームページからの集患率が大きく向上するはずです。
次は、SEO対策でさらに集患を強化する方法について解説していきます。
SEO対策で集患を強化する方法
WEB集患を成功させるうえで欠かせないのがSEO対策です。
SEO対策と言いましたが、ここは説明に悩むところです。
理由は検索順位・アクセスを上げる方法は・・ここでは解説しにくいです。(笑)
WEBの専門家から言いますと、検索順位が決まるルールを説明すると長くなってしまうので、ご依頼・相談を頂いた方に向けて解説しています。
ここでは、一般的なクリニックや病院が実践すべき具体的なSEO対策を説明します。
1. 適切なキーワードを選ぶ(サブキーワードを決める)
適切なキーワードを決めましょう。とよく言いますよね。
「エリア名+診療科目」「診療科目 院名」がよくある対策ですが、この対策は正直言って全くキーワード対策になりません。検索順位が上がったりアクセス数が上がるまで多くの時間を要します。
現在のキーワード選定はメインキーワードだけでなく、共起語・同義語なを交えてキーワード選定を行なっていきます。
2. キーワードを自然に文章に盛り込む
選んだキーワードは、タイトルや見出し、本文の中に自然に入れましょう。ただし、不自然な詰め込みは逆効果。Googleの評価を下げる可能性もあります。
先ほどのキーワード選定でも出てきた共起語・類義語が重要になります。
不自然な詰め込みではなく、本音で自然と文章を書くと共起語・類義語が自然と含まていきます。
3. 定期的なコンテンツ更新
ブログ記事や健康情報を発信することで、検索エンジンでの評価を高められます。「インフルエンザ予防接種のポイント」や「花粉症の対策」など、季節に合った話題を提供するのも効果的です。
日々の業務が多忙で更新まで手が回らないのは当然です。
正直言って当たり前です。(汗)
クリニック・医院によっては外部で記事執筆を依頼している所もあります。
できる限り更新しましょう・・としておきましょう。
4. ローカルSEOを意識する
Googleマイビジネスに登録し、正確な情報を提供することも忘れずに。特に地域密着型のクリニックにとっては、ローカルSEOが集患のカギとなります。
Googleマップに自動で情報が掲載されている場合があります。
情報を更新しようにもオーナー権限がなく修正ができない場合があります。
5. ページの表示速度を改善する
検索順位を決める要素に表示スピードがあります。
ページが重いと、患者さんはすぐに離脱してしまいます。画像の圧縮や不要なスクリプトの削除で、表示速度を速く保ちましょう。
SEO対策を施すことで、検索エンジンの上位に表示され、患者さんがあなたのクリニックを見つけやすくなりますよ!次は、患者目線でホームページを改善する方法を詳しくご紹介します。
患者目線での印象改善術
患者さんがホームページを訪れた際に、最初の数秒で「ここなら安心できそう!」と思ってもらえるかどうかが大事です。患者目線に立った改善方法をいくつかご紹介します。
1. ホームページデザインの見直し
清潔感のあるデザインは、医療機関にとって不可欠です。
過剰な装飾や派手すぎる色使いは避け、白や青などの落ち着いた色を基調にするのがおすすめです。
また、診療科目やコンセプト、アクセス情報など、重要な情報が目立つように配置しましょう。
2. 信頼感を高める情報の掲載
医師のプロフィールや診療実績、医院の取り組みを詳しく紹介することで、患者さんの不安を和らげることができます。さらに、院内の写真やスタッフの笑顔が伝わる画像を使うと、より親近感を持たれます。
3. 患者さんの声を活用する
実際に利用した患者さんからのコメントや感謝のメッセージを掲載しましょう。「こんな口コミがあるなら安心」と思ってもらえる材料になります。
4. ユーザビリティを高める
特に高齢者の方が利用する場合は、文字の大きさやボタンの押しやすさが重要です。また、診療時間や休診日の情報が簡単に確認できると、使い勝手が良いと感じてもらえます。
5. 初めての患者さん向けガイドを用意する
「初診時に必要なもの」や「スムーズに受診する方法」などを記載したページを用意すると、来院前の不安を取り除けます。
これらの改善を通じて、患者さんが安心して来院を決断できるようなホームページを作りましょう。
クリニック・病院のWEB制作実績を紹介します
ここからは当社が制作したクリニック・病院の制作実績を紹介させていただきます。
中には当社が制作部門として受けたサイトもある為、URLを公表できない場合があります。
WEBデザインなど参考にして頂ければと思います。
ひまわり医院ホームページ
幼稚園みたいなイメージでも良いくらい!」と具体的な例えも頂き制作させていただきました。
全体的に明るく、院名のようにひまわりのようなホームページです。
足立眼科クリニックホームページ
今回は初期のヒアリング時にどのようなWEBデザインが良いかヒアリングさせて頂きましたが、
「眼科って分かるようにしてほしい。」と言うことで3案ほど提案させて頂きましたが空振りに。(笑)
さらにヒアリングさせて頂くと参考サイトをいくつか拝見させて頂きました。
初期に私たちが考えていたイメージとだいぶ違ったので、一気に雰囲気も変えて今回のデザインに決まりました。
まつもと耳鼻咽喉科クリニックホームページ
今回はクリニックのイメージカラーがイエローとヒアリングさせて頂きましたので、バーンとイエローがヘッダー配色として使ってみました。
子どもの来院が多いのでクリニックの院内も動物のぬいぐるみが配置していたり、子どもたちが怖がらない工夫がされていました。
その雰囲気をそのままにホームページでも明るく、動物が描かれたページデザインを提案させて頂きました。
みずほ耳鼻咽喉科クリニックホームページ
今回、ご依頼いただいたきっかけは以前のホームページがデザインが古く、スマホサイトもなかった事がきっかけでした。
ホームページ制作会社を業務を進めながら探していましたが、「ここだ!」と決定打になる会社が見つからないまま約2年。Google検索で当社の「耳鼻咽喉科の立て看板デザイン・看板制作」のページを拝見して頂き、お問い合わせを頂きました。検索で気つけて頂いた看板デザインにように可愛いWEBデザインをご希望かな?と思いましたが、制作が始まりヒアリングさせて頂くとシンプル目にシャープなWEBデザイン案をご要望頂きました。
いかがだったでしょうか?
今回は[
クリニック・病院のWEB集患を成功させる10の秘訣!]と言うことで書かせていただきました。
このほかにも多くのWEB制作実績があります。
よろしければ見て頂ければと思います。