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2020.3.24
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2019.2.19
ホームページ制作のお仕事をしていると必ず保守管理と言う業務が発生します。
毎月の維持費が掛かりたくないクライアントは契約しませんが、万が一のトラブルや検索順位やアクセス数が増えて欲しい!と依頼して頂いたクライアントのホームページを管理する業務です。
この業務をしていると個人的に「得」と言うと変かもしれませんが・・・得することがあります。それは業務改善の「情報」(ノウハウ)がたくさん手に入ることです。
コーポレートサイト(企業)・飲食店や雑貨屋などのお店、美容院やエステサロンなど様々な業種のホームページを管理していますが、各業界のサイトを運営していて「検索されるキーワード」や「コンテンツで一番重視される場所」が分かってきます。お客様となるターゲットがどう検索しているのか、ツールを使用してサイトを閲覧しているターゲットが一番視点が止まっている所も分かってきます。その情報を元に保守管理しているホームページの内容を改善したり、今後依頼されたクライアントのホームページ制作に使用したりします。
これは一般の方は分からない専門っぽい話になりますが、WEBサイトを構成している言語に「タグ」と言われるモノがあります。どんどん技術も進化してこの「タグ」の種類は増えているんですが、新しく誕生したタグを使わなくてもWEBサイトは今まで通り表示はされます。
正直、5年前の作り方のままずっと制作を進めている制作会社も居ます。テンプレートを使用してホームページ制作をしている会社なら、画像や文章を当てはめるだけなので、タグに拘りはないかもしれません。
ずっと気になっていたので最近、私たちも保守管理や新規のホームページ制作で「タグ」の使用方法を学んで使用してみることにしました。
検索に表示されるって非常に重要ですよね。「検索順位」がとても重要なのはよく言われるのですが、「表示される幅」もとても重要です。Googleの検索エンジンはとても頭が良いのでホームページのコンテンツ内容を”正確に把握できます。”・・「把握できる」です。把握できるのですが、どのコンテンツも100%内容を把握することはできず、しっかり内容が成立していないと30%も把握できず、検索に表示しない場合があります。
せっかく制作してホームページが表示されないなんて寂しいですよね。
「業種+エリア」で検索されて表示されるのは当たり前ですが、同じ業界用語やよく使用されるキーワードでも表示されるよう「幅」が広がれば、検索で表示される回数が増えてきます。
「タグ」を適切に使用して制作すると「検索の幅」を広げることができます。私たちも実際に制作や保守管理で使用し、しばらく時間を明けて解析すると「表示回数」「表示キーワード数」が上昇していました。
検索順位を決めているのは検索エンジンです。一昔に流行した怪しい検索対策なんて通用しません。「ユーザーに便利で意義にある情報を配信する」がモットーなので変な対策はペナルティです。一番はユーザーに対して情報を分かり易く伝えるコンテンツですが、検索エンジンに対しても分かり易いコンテンツを作るのも大切です。「タグ」にはそれぞれ役割・意味があるのでタグを活用する=「検索エンジンに分かり易く情報を伝える」に繋がります。
「ここの文章は重要です。」
「ここは補足説明です」
など検索エンジンがコンテンツ内容を理解し易く制作すると検索順位も改善されます。
実際にコーディングをやり直し、タグを改善するとクライアントのホームページの順位が改善されました。
実践・検証を繰り返して改善案がまとまってくると自社サイトのリニューアルを検討してしまいます。
当社のホームページは毎年リニューアルされています・・・。(汗)デザインやコンテンツ内容が変わるフルリニューアルもあれば、部分的にリニューアルしている時もあります。保守・管理しているクライアントのホームページも、検証結果を元に改善案を提示してリニューアルしています。「ホームページは育てるモノ」なので、生きたホームページはお問い合わせも増えるし、来店も増えてきます。弊社は電話営業や飛び込み営業をしていないので、「お問い合わせ」と「ご紹介」が命なので、改善して行かないと死んでしまいます。(笑)
「人と人の繋がり」を大切に、そしてWEB上での「繋がり」も大切にしています。
リニューアルしようか悩み中です・・・。(疲れるんだよなぁ。笑)