2025.4.15リンク設計で検索順位が変わる!?内部リンクと外部リンクの本当の使い方SEOWEBリニューアルコンサルティングそもそも「内部リンク」と「外部リンク」って何? ・「なんとなく貼ってる」だけになっていませんか? SEO対策やユーザービリティを左右する“リンク設計”の基本をわかりやすく解説!目次1 内部リンクとは?外部リンクとは?それぞれの基本をおさらい1.1 内部リンクとは?1.2 外部リンクとは?1.3 内部リンクと外部リンク、まずは「目的と役割の違い」を意識しよう1.3.1 SEO対策としてのリンクの役割と効果1.3.2 内部リンクによるSEO効果とは?1.4 外部リンクのSEO的価値とは?1.5 SEOに効くリンクの基本は“自然さ”と“関連性”1.6 ユーザービリティを向上させるリンク設計のコツ1.7 内部リンクは「道案内」:ユーザーの次の行動を導こう1.8 外部リンクは「裏付け」:ユーザーの納得感を高める1.9 まとめ:リンク設計は「ユーザー目線」がカギ!2 リンク設計の失敗例と改善ポイント2.1 ありがちなリンクミス2.2 改善するにはどうする?2.3 リンク設計は「地味だけど、超重要」3 内部リンクと外部リンクを活かす運用戦略3.1 記事公開後のメンテナンスがカギ3.2 サイトマップ・パンくずリストとの連携でリンクの“網”を広げる3.3 リンクの運用は“続けること”が最強の戦略4 まとめ:リンク設計がサイトの未来を変える!内部リンクとは?外部リンクとは?それぞれの基本をおさらいWEBサイトのリンクには「内部リンク」と「外部リンク」の2種類があります。あなたはちゃんと使い分けていますか?この2つ、見た目はただの“リンク”かもしれませんが、役割もSEOへの影響もまったく違います。ここではまず、それぞれの定義と基本的な役割についておさらいしていきましょう。内部リンクとは?内部リンクとは、自分のサイト内の別のページへつなぐリンクのこと。たとえば、ブログ記事内で「関連記事はこちら」や「この商品の詳細はこちら」と案内しているリンク、あれが内部リンクです。この内部リンクには3つの大きな役割があります。ユーザーの回遊性を高める 読者が1ページだけで帰ってしまうのではなく、別のページへスムーズに移動してくれるようになります。これにより、サイト滞在時間が長くなり、離脱率も下がるという好循環が生まれます。検索エンジンの巡回効率を高める Googleなどのクローラーは、リンクをたどってあなたのサイト全体を見回ります。内部リンクがしっかり張られていれば、全ページが認識されやすくなり、検索エンジンに評価されやすくなるというわけです。サイト構造を整理できる 内部リンクを計画的に設計することで、「どのページが重要なのか」「どういう流れで読ませたいのか」をGoogleにもユーザーにも明確に示すことができます。つまり、内部リンクは「ユーザーにも検索エンジンにも優しい道案内」。SEOにおいてもユーザービリティにおいても、とても重要なパーツなんです。外部リンクとは?一方の外部リンクとは、あなたのサイトから“他のサイト”へつながるリンクのこと。たとえば、「詳しくは厚生労働省のページをご覧ください」など、信頼できる外部ページへのリンクですね。この外部リンクにも、きちんとした役割があります。情報の信頼性を高める 自社の主張だけでなく、公的機関や信頼性の高い情報源にリンクを張ることで、説得力がアップします。「根拠がある記事」は読者からも検索エンジンからも評価されやすいのです。専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を示す Googleは、コンテンツの質を判断する指標として「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」を重視しています。権威ある外部サイトとつながっていると、「このサイトはちゃんとした情報を出している」と評価される可能性が高くなります。“被リンク”と混同しないことが大切 「外部リンク」と「被リンク」は逆の方向のリンクです。 - 外部リンク:あなた→他サイト - 被リンク:他サイト→あなたSEO効果として直接的なのは被リンクですが、自サイトからの外部リンクもリンク先の選び方次第で、自分のコンテンツの信頼性を底上げする効果があります。内部リンクと外部リンク、まずは「目的と役割の違い」を意識しようざっくりまとめると、内部リンクは、自分のサイト内でユーザーを導く案内板外部リンクは、信頼できる他サイトへつなぐ参考文献この2つを適切に使い分けられるかどうかが、SEOやユーザー満足度に大きく影響するんです。次のセクションでは、それぞれのリンクがどんなSEO効果をもたらすのかを詳しく見ていきましょう。SEO対策としてのリンクの役割と効果リンクは「ただ貼ればいい」というものではありません。内部リンクも外部リンクも、SEOに大きな影響を与える戦略的ツールです。ここでは、それぞれのSEO効果について、わかりやすく解説していきます。内部リンクによるSEO効果とは?内部リンクは、自分のサイト内でページ同士をつなぐ仕組みです。では、それがSEOにどう影響するのでしょうか?1. サイト構造の最適化で検索順位にプラスGoogleのクローラーは、サイト内のリンクをたどってページを認識しています。内部リンクがしっかり整備されていると、どのページが重要なのかがGoogleに伝わりやすくなり、結果として検索順位にも好影響を与えます。特に、トップページや重要なサービスページへ向けてのリンク数を多くすれば、「このページは重要」と評価される可能性が高まります。2. ページの“評価分散”ができるSEO的には、ひとつのページに集まった評価(リンクジュース)を、内部リンクで他のページに渡すことができるという考え方があります。これを意識して、関連するページにうまくリンクを設計すると、全体のSEO力が底上げされていくんですね。3. 検索エンジンへのインデックス促進リンクのないページは、Googleに発見されにくくなります。内部リンクを張ることでクローラーがそのページにたどり着きやすくなり、インデックスのスピードや確実性が高まるというメリットもあります。外部リンクのSEO的価値とは?外部リンクは、「他サイトへ飛ばすだけで自分のSEOには関係ない」と思っていませんか?実は、信頼できる外部サイトに適切にリンクを張ることで、自分のサイトの“質”や“信頼性”が評価される可能性があるのです。1. 信頼性ある情報元の引用で評価アップGoogleは「信頼性」を非常に重視しています。医療、法律、お金に関するジャンルでは特に顕著で、公式機関や権威ある情報源へのリンクが、ページの信頼性を裏付ける材料として使われます。たとえば、「健康に関する情報を厚生労働省のページにリンク付きで説明している記事」と「自分の主張だけを並べた記事」では、前者のほうが明らかに信頼性が高く見えますよね?2. コンテンツの“裏付け”ができるSEOだけでなく、ユーザーにとっても「信頼できる情報先が示されているか」は重要な要素です。参考リンクがあることで、読者の納得感や安心感がアップし、エンゲージメント(滞在時間やシェア率)にも好影響を与えます。3. nofollowとSEO評価の関係「外部リンクを貼るとリンクジュースが流れる=自分の評価が下がる?」と不安に思う方もいるかもしれません。ですが、本当に信頼できる情報先なら“nofollow”は付けず、自然にリンクするのが理想的です。nofollow属性は、SEO評価を渡さない指示ですが、乱用するとGoogleから不自然と判断されることもあるので、使い分けが大切です。SEOに効くリンクの基本は“自然さ”と“関連性”SEOに強いリンク設計とは、ユーザーが自然に読み進められる流れの中で、適切なページに案内されているかどうかがポイントです。検索エンジンも、その“自然なつながり”を評価しているからこそ、むやみにリンクを増やすのではなく、「なぜそのリンクが必要か」を意識することが求められます。ユーザービリティを向上させるリンク設計のコツリンク設計はSEOだけじゃありません。実は、ユーザーが「使いやすい」と感じるかどうか=ユーザービリティの向上にも直結します。ここでは、訪問者の行動を促進し、満足度を高めるためのリンク設計のポイントを、内部リンク・外部リンクに分けて解説していきます。内部リンクは「道案内」:ユーザーの次の行動を導こうユーザーは1ページを読み終えたあと、「次にどこを見ればいいのか」を迷っていることが多いんです。そんなときに活躍するのが、“自然に導いてくれる内部リンク”です。1. 関連情報へのリンクで「深掘り体験」を提供たとえば、「SEO対策について」の記事を読んでいるユーザーには、「検索順位を上げるためのテクニック集」などへのリンクを設置すれば、ユーザーの知識欲を満たしながらサイト内回遊が発生します。2. カテゴリー・タグ・パンくずリストを活用記事下に関連記事を表示したり、サイドバーにカテゴリー一覧を表示したりすることで、ユーザーは興味のある記事にすぐアクセスできます。迷わせないリンク導線が、滞在時間の向上に直結するのです。3. CTA(Call to Action)と連携する記事の最後に「このサービスについて詳しくはこちら」や「無料相談はこちら」などのリンクを置くことで、ユーザーの行動を意図的にコントロールできるようになります。リンクの設置場所・文言にもこだわりたいところですね。外部リンクは「裏付け」:ユーザーの納得感を高める外部リンクは、読者に「この情報、ちゃんと調べられてるな」「信頼できそう」と思ってもらうためのサポーターです。1. 説明の根拠としての活用自社の主張だけで記事を構成すると、どうしても一方的になりがちです。そこで、公的機関や学術機関の情報を引用し、外部リンクで根拠を提示することで説得力が増します。例:「Googleが公式に発表しているアルゴリズムの変化についてはこちらをご覧ください」など。2. 注意点:リンク先の信頼性を見極めよういくら外部リンクでも、情報が古かったり、広告まみれの怪しいサイトに飛ばしたりすると逆効果です。外部リンクは“引用先の信頼性=自サイトの信頼性”と見なされることもあるため、情報源選びには細心の注意を払いましょう。3. リンクを「開く場所」にも気を配るユーザーがリンクをクリックした瞬間に自サイトから離脱されると、回遊率やコンバージョンに影響が出ます。そこで、外部リンクは新しいタブで開く設定(target=”_blank”)にするのが一般的です。ユーザーが戻ってこれるようにする、ちょっとした気配りですね。まとめ:リンク設計は「ユーザー目線」がカギ!リンクを貼るときに、「検索エンジンがどう思うか」だけでなく、「読者が次にどんな情報を求めているか?」という視点があるかどうか。この視点があるだけで、リンク設計は格段に効果的になります。迷わせず、スムーズに、そして自然に情報を渡す。それが、ユーザービリティを高めるリンク設計の基本です。リンク設計の失敗例と改善ポイント「リンクはとりあえず貼っておけばいい」と思っていませんか?実は、それがSEO評価を下げたり、ユーザーの離脱につながったりする原因になることもあります。ここではよくある失敗例を挙げつつ、「何が問題で、どう直せばいいのか?」を具体的に見ていきましょう。ありがちなリンクミス1. 無関係なページへの内部リンク「関連ページはこちら!」と書いてあるのに、リンク先がまったく関係ない話題のページ…。こんな経験ありませんか?これは、ユーザーの期待を裏切る行為であり、すぐに離脱されてしまう大きな要因です。例:SEO対策の記事から、突然ECサイトの購入ページに飛ぶなど。2. リンク切れ(404エラー)特に外部リンクでよくあるのが「リンク先が削除されていて見られない」というケース。これが続くと、検索エンジンの評価にも悪影響を与えますし、ユーザーからの信頼も失います。3. “nofollow”の使い方がバラバラ本来、外部リンクに対してSEO評価を渡したくないときに使うのが「nofollow」属性ですが、すべてのリンクに一律で付けているケースが見受けられます。これは、Googleに不自然だと判断される可能性があります。4. アンカーテキストがあいまいすぎる「こちらをクリック」や「詳しくはこちら」など、リンク先の内容が分からないテキストは、ユーザーにもクローラーにも不親切です。改善するにはどうする?1. 内部リンクは「文脈重視」で選ぶリンクを張るときは、「この文脈で、このリンクは本当に必要か?」を考えてください。読者が“もっと知りたい”と感じた瞬間に、欲しい情報に飛べる構成が理想です。2. リンク切れは定期的にチェック特に外部リンクは、時間が経つとリンク先が変更されることがあります。定期的にリンクチェックツールなどでメンテナンスを行うことで、リスクを減らせます。3. アンカーテキストは“検索キーワード”も意識リンクの文言は、「このページに何が書いてあるのか」をわかりやすく示すのが鉄則。たとえば、NG:詳しくはこちらOK:「内部リンクの設計方法について詳しくはこちら」このようにすると、検索エンジンも“そのページの内容”をより正確に理解できますし、ユーザーのクリック率もアップします。4. nofollowは“必要な場面だけ”に限定するたとえば、アフィリエイトリンクや広告リンクにはnofollowを付けるのが通例ですが、公的機関や信頼ある情報源へのリンクにまでnofollowを付けるのは逆効果です。リンク先の“質”によって判断することが重要です。リンク設計は「地味だけど、超重要」失敗例を見ると、「やりがちかも…」と感じた方もいるのでは?リンク設計は派手なSEO施策ではありませんが、しっかり整えているサイトは“基礎体力”が違います。ユーザーにも検索エンジンにも愛されるサイトは、リンク周りの細部にまで気を配っているのです。内部リンクと外部リンクを活かす運用戦略リンクは設置して終わりではありません。むしろ、運用してからが本番です。検索順位をじわじわと上げ、ユーザーの満足度をキープするには、「リンクの設計」と「リンクのメンテナンス」を継続的に行う必要があります。ここでは、内部リンクと外部リンクの効果を最大限に引き出す運用術についてお伝えします。記事公開後のメンテナンスがカギ1. リライトのタイミングでリンクも見直そう新しい記事を公開すると、ついそれだけに集中しがちですが、既存の記事との関連性をチェックし、相互に内部リンクを張ることで、サイト全体の構造が強化されます。特に「古い記事」から「新しい記事」へのリンクは、Googleにとっても“更新されているサイト”と判断されやすく、SEOにも効果的です。2. 季節ネタ・キャンペーン系リンクの更新を忘れずに季節コンテンツやキャンペーン情報へのリンクは、終了後にリンク切れや無関係ページになりやすいポイント。リンク先を定期的に確認し、「今読んでも意味が通じるか」を意識してリンクを残すかどうかを判断しましょう。サイトマップ・パンくずリストとの連携でリンクの“網”を広げる1. サイトマップで全体の構造を見える化サイトマップ(HTML・XML両方)は、クローラーにもユーザーにもサイト全体の構造を伝える重要な要素です。内部リンクとしての役割もあり、全ページが適切にリンクされていれば、Googleが“見落とす”ことも少なくなります。2. 外部リンクで“専門性”を補強する特に信頼性が問われるジャンル(医療・法律・金融など)では、自社の情報だけでなく、第三者の根拠ある情報を併せて示すことが評価につながります。たとえば、健康関連の記事で厚生労働省やWHOなどへの外部リンクを設置すれば、「このサイトの内容は確かな情報に基づいている」とGoogleに伝わりやすくなります。また、外部リンク先のテーマと自社記事の内容に関連性があるほど、検索エンジンの評価対象としてプラスになるため、リンク先の選定も非常に重要です。ただし、外部リンクは“張りすぎ注意”。1記事内にあまりに多くの外部リンクがあると、ユーザーが混乱したり、自サイトから離脱してしまうリスクもあるので、「補足情報」としての位置づけを明確にしておきましょう。リンクの運用は“続けること”が最強の戦略リンクの設計は一度やって終わり、というわけにはいきません。コンテンツが増えれば増えるほど、リンクのメンテナンスと最適化が求められます。記事同士の関係性を意識しながら、内部リンクでしっかりつなぎ、必要な外部リンクを補完的に設ける。これを日々の運用に組み込むことが、強いオウンドメディアを育てる秘訣です。まとめ:リンク設計がサイトの未来を変える!内部リンクと外部リンクは、SEOにもユーザービリティにも欠かせない重要要素です。内部リンクは自サイト内の導線を強化し、回遊性を高め、検索エンジンの評価向上に直結します。一方で外部リンクは、情報の信頼性や専門性を裏付ける役割を果たし、読者の納得感や安心感にもつながります。ただし、どちらのリンクも「何となく」ではなく、「なぜここにこのリンクを張るのか?」という意図が不可欠。適切な設計と運用を心がければ、あなたのサイトは“評価されるメディア”へと進化していきます。リンクは小さな一歩に見えて、大きな成果を生む施策。ぜひ今日から見直してみましょう!記事執筆 デザイン事務所ZoDDo(ゾッド)名古屋を拠点にホームページ制作、看板デザインを始め広告制作を行うデザイン事務所です。WEB・ホームページ制作を自社で制作するので、価格を抑えながらクオリティの高いWEB制作が可能です。WEBマーケティングからSEO対策についても幅広い知見があり、多くの企業やお店、医療機関のWEBコンサルティングを実施しています。 当社について ホームページ制作 制作実績 スタッフブログ 前の記事を見る 次の記事を見る
記事執筆 デザイン事務所ZoDDo(ゾッド)名古屋を拠点にホームページ制作、看板デザインを始め広告制作を行うデザイン事務所です。WEB・ホームページ制作を自社で制作するので、価格を抑えながらクオリティの高いWEB制作が可能です。WEBマーケティングからSEO対策についても幅広い知見があり、多くの企業やお店、医療機関のWEBコンサルティングを実施しています。 当社について ホームページ制作 制作実績 スタッフブログ