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2018.8.16
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2017.9.1
看板のデザインや施工・リニューアルの現場が続いています。
夏の暑い時期に現場に居ると「なぜ夏に依頼が多くなるんですかね・・」と職人さんと話した際、
「夏だからだよ!」と返答が来ました。冗談だと思ってツッコミを入れましたが本気のようで、個人的な考えを聞きました。その職人さんが言うには梅雨や暑さによって看板のシートや支柱にダメージが出やすくなるんじゃないか?と言っていました。確かに看板の表面が白くなってしまったり、剥がれていたり・・よく見ると街にはボロボロ看板が目に入ります。
実際に依頼を頂いて、デザインが出来上がり・・・いざ施工!
と言う時に施工中によくあるのが「現場調査」では見えなかった「深刻なダメージ」を発見することが
よくあります。柱から看板を取り外してみたら柱が錆びついていたり、柱が木材だった場合は腐っていたり・・。
※実際に取り外してみたら木枠が腐っていた現場
今は少なくなってきましたが、フレームを木材で作られている看板は個人的に施工前に要チェックしてます。
年数が経ってると腐ってしまっているんです。
それも見えない所が腐っていて、施工を始めたら見つかることが多いので非常に困る・・・。
「なんで前の業者さん、アルミじゃないんだ!オーナーの出費が増えるだろ!」
と心の中でよく叫んでいます。せっかく作るんだから、永く使えるように提案するのも作り手の力量だと思う。
1年に一回、または2年に1回は目で見て確認するのが必要だと思います。
今回は施工させて頂く店舗の下見をしたのですが、木版のダメージが蓄積されており、
ひび割れが起きてしまう可能性があったので施工前にメンテナンスをさせて頂きました。
表面を防腐剤と塗料でしっかりとコーティング。
カルプ切り文字を配置する予定なので、これで綺麗に看板の取付ができます。
しっかり塗装したので3年はキレイを維持してくれると思います。
ダメージを無視して、壊れてきてから施工となると余計に費用が掛かってしまうので、店内だけでなく、お客さんを呼んでくれる看板も少し目を掛けて頂ければと思います。
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