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こんにちは!
名古屋を拠点に全国の事務所やお店の看板デザイン・看板制作をしているデザイン事務所ZoDDoです。
今回は看板のリニューアル・リフォームについてです。
看板の破損や色褪せをきっかけとした看板リニューアルのご相談が増える時期が1年で2回あります。
その時期は8月〜9月、そして12月です。この時期は比較的、看板のお問い合わせが増加します。
なぜこの時期に看板の破損や看板リニューアルのご依頼が増えるのか?
破損した看板のリニューアル&リフォーム方法について説明させていただきます。
目次
看板の破損や看板のご依頼が増える時期とは
先ほど説明しました8月〜9月、12月に看板のご依頼が増える理由について。
野立て看板や壁面看板など主に屋外看板をメインとなりますが、8月〜9月にご依頼が増える理由は2点あります。それは「台風」・「気温&日照時間」です。
台風によって看板の破損が増加する(8月〜9月)
台風や雨が多い時期でもある9月は看板の破損が発生します。
台風が通過した後は看板が飛んでいった、割れた・捲れた等のご連絡が来ます。
破損の程度によっては修理できず、新しくした方が良い場合もあります。
ちなみに台風などの自然災害の場合は火災保険・店舗保険を活用できる場合がありますので、ご相談頂ければと思います!
(過去に保険を適応して看板修理を行なった記事がこちら!)
気温&日照時間によって劣化が進む
日差しが強くなる夏は看板の劣化を進めます。
看板の色褪せは直射日光(紫外線)と風雨によって進行します。
(物の風化は紫外線と風雨で進むので同じですね。)
特に直射日光が強くなる夏は紫外線量も増加するので、
日差しを長い時間当たる場所に設置されている看板は色褪せが進みます。
看板の片側は新品同様で綺麗なのに、反対側は白くなってきている看板はよく見かけます。
普段は綺麗な方ばかりを見ていて、反対側の劣化した部分に気づかないケースがあります。
Googleの口コミや来店されたお客様から「見た目が汚い」「どうにかした方がいいよ・・」と言われて初めて気づくこともあります。
「なんでこんな口コミや評判が悪いんだろう?」と知らないうちに見た目マイナスになってるので、
一度ご確認してみてください。
破損・劣化した看板のリフォーム&リニューアル方法
劣化や破損した看板のリフォーム&リニューアル方法についてです。
破損・劣化した看板は程度によってリフォームできる場合、すでに手遅れで新しくリニューアルしなければいけない場合に分かれます。
当社が看板デザイン・施工した施工実績をもとに説明します。
色褪せた看板のリフォーム・リニューアル
経年劣化の代表的な症状が色褪せです。
看板の色味が薄れ定期、最終的に真っ白になります。
(この真っ白は汚れがあるようなぼんやりした白濁りみたいな状態です。)
画像の看板は結構年数が経っていたのでは柱も塗装が剥がれ、錆びていました。
しかし、この看板の良かった所は看板の表面は破れや凹みもなく綺麗だったので、上から新しい看板シートを貼ることでリフォームすることができました。
(打ち合わせ結果、オーナー様より新しい板に張り替えとなりました。)
こんな感じで、柱も綺麗に再塗装&錆止めを行い綺麗にリフォームさせて頂きました。
柱が綺麗になるだけで全く印象が変わりますよね。
あと看板デザインも以前の看板で課題でした業務内容・電話番号が分かりにくいと言う点も、
改善させて頂きました。
【コーリン・カイロプラクティック店舗看板】
破損した看板のリニューアル
続いて台風・強風によって破損した看板のリニューアルです。
先にお伝えすると、看板の板(複合板)が破損した場合はリフォーム不可となり、新しく看板制作となります。
画像のバーの看板は台風によって破損していました。
さらに破損箇所から看板内部に雨水が入ってしまい、内部の電飾器具が雨水に浸かっていたので漏電の危険もありました。
台風による破損なので、オーナー様に火災保険による修繕をご提案させて頂きました。
保険会社様が判断できるよう見積書と併せて破損状況をまとめた資料も作成させて頂きました。
看板本体の新規作成、内部の電飾装置も新しく看板リニューアルさせて頂きました。
【BAR LASSIE 店舗看板リニューアル】
色褪せた木製看板のリニューアル
続いては木製看板のリフォームです。
木製の看板は独特の雰囲気でおしゃれ看板になります。
しかし、木製なので色褪せや劣化が発生すると木材の中身がスカスカになってしまったり、場合によってはカビが生えてしまいます。
画像の木板看板は店舗オープン時に看板として制作したが、
何もしないままそのままで放置されていました。「よし!看板にしよう!」と言うことでご依頼を頂きましたが色褪せが発生しており、このままでは劣化が進行してしまうので木材用の防腐塗装を提案させて頂きました。
防腐塗装と木材用塗料で色褪せも改善し、表面をコーティングされた事で劣化防止・カビ防止処理させて頂きました。木材ならではの温かな雰囲気が出てオシャレな看板になりました。
店名・営業時間は立体感のあるカルプ切り文字で、立体感があります。
【セレクトショップumi 看板デザイン】
色褪せたオーニングのリニューアル
続いてはオーニングのリニューアルです。
オーニングとはテント生地・頒布を使用した物です。
カフェの日除や雨除け、屋外のカフェテラスで見かける事があります。
オーニングはオシャレですが、経年劣化として破れ・色褪せが発生します。
画像のオーニングは元々は明るい赤でしたが、月日が経つにつれ深い赤になりました。
(これはこれでオシャレですよね!)
オーニングは破損してしまった場合は縫い直す事ができないので、新しく作り直す必要があります。
また、色褪せの場合はオーニング用の塗料もありますが・・・塗料によるゴワつきの心配もあるので当社ではオーニングの再塗装はまだ行なった事がありません。(汗)
リニューアルしたオーニングがこちら!
オーニング上部にカフェのロゴマーク、ストライプを施しました。
他では見かけない特徴的なオーニングにしたく、オーナーと生地選定、デザインまで細かくこだわらせて頂きました。
【ラ・レクレ 外観改装工事】
いかがだったでしょうか?
看板は月日が経てば劣化し、破損してしまいます。
劣化や破損の状態によってはリフォーム・リニューアルの費用が変わってきます。
放置し症状が進行してしまった場合は費用が高くなるので、早めに看板をどうするかご検討頂くことをオススメします!
看板をどうしようか・・と迷われた際は是非、お気軽にご相談ください!
では失礼いたします!